因果応報
タイトルを見ると何やら私に不幸があったかのような気がするが、私のことではない
以前勤めていた某企業のCEOが2月末日付で退任した。事実上の解任とも言える
詳しいことは私も又聞きなのと、まだ公になっていないので話せないが、そのCEOは雇われ社長で創業オーナーの横暴にどうも愛想を尽かして、以前から辞めるタイミングを見計らっていたようだ。ただ、世間体と一応は2年以上CEOを務めた会社なので、ある一定の期間を置いてからの円満辞任、もしくは代表権のない会長になろうとしていたらしい。ところが、創業オーナーに辞任の意向を伝えるや即刻の辞任を求められ、2月末日で辞任となったようだ
驚くべきことに、なんと社員への通知と事情説明は3月3日(昨日)である
えっと思う方も多いと思うが、なんとこのCEOは辞任して、元CEOの身分として出社し、社員に自分が既に2月末日で辞任したことを説明したようだ。そして、さらに驚くことに、社員の多くは、この事態を眈々と受け入れたそうだ
こんなことがあるのかと思うが、全て事実のことである
私がなぜ因果応報というタイトルを付けたかと言えば、このCEOが何度も多くの社員を冷たく扱い、何の同情も掛けずに会社から放り出したからだ。私自身は彼のそうした態度が嫌で飛びたしたクチなので、ざまあみろという気持ちもないではないが、今はやっぱり因果応報だなぁとしみじみ感じ入っている次第である
なお、この会社のこと、及び更に人間性が腐っているとしか思えない創業オーナーのことはまた別の機会に書こうと思うが、恐らく巷の人が想像を絶するほど、馬鹿らしさと嫌悪感を感じた経験なので、私自身がその体験を客観視できるまで、少し時間が掛かるかもしれない
- 作者: 黒井勇人
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