MBA取得後のキャリア
午前中にMBAイベントに参加した。最近はもっぱらTOEFLとのデートが多く、じっくりとMBA取得後のキャリアについて考える機会はなかったが、改めていろいろと振り返る良い時間になった
仮に希望通りINSEADに入学できたとして、卒業後考えているキャリアとしては、
①現在のファームの現職に復職
②現在のファームの海外オフィスに異動
③他ファームへの転職
④事業会社を含む他のIndustryへの転職
⑤起業
という選択肢が考えられる
このうち、恐らく可能性が高いのは、
③→②→①→④→⑤
の順だろうか
やはり、MBA後1~5年以内ではなく、10年後なども考えると挑戦できる時期に色々と挑戦しておきたい。そういう意味では、⑤は一番チャレンジングだが、前職を退職してから3か月間の個人コンサル時代に、最も自分は⑤が向いていないと痛感した。何をおいても成し遂げたいアイディアや事業プランがあるのであれば、迷わず起業だが、そうでないのであれば、起業してはいけない。そう強く感じた
特に、自分の場合はコンサルタントというビジネスは非常に気に入っていて、コンサルタントとしての専門性を高めていきたいと思っている。そういう意味では独立ではなく、ファームにいた方が、経済的にも自分のCapabilityを広げる意味でも現時点では有効だろう。まあ、10年後とかは専門性を武器に独立しているかもしれないけれど…
また、現在のCapabilityの中での強みは、組織人事関係およびコスト削減なので、こうした強みを活かしつつ、さらに他領域の専門性を高めていきたい。そうすると他ファーム(特に戦略系か)への転職も視野に動きたいというのが現在のプランである。また、現職のファームの良いところは、海外オフィスへのトランスファーが比較的しやすいという点だと思っている。もちろん、需給が折り合うことと自分にその能力があることだが、これはこれで十分魅力的かつ実現可能性の高いプランだと思っている。海外での経験は自分の能力や働き方を大きく変える機会になるだろうし、何より単純に海外でも通じるビジネスマンになりたい
①の現職に戻るプランは嫌ではないけど、正直チャレンジングではないかもしれない。もちろん現職も楽ではないけれど、ある程度想像がつくというか…。ただ、より上位のポジションへのプロモーションができれば、まあ魅力的だとは思っている
④の他Industryへの転職はあまり考えていない。今はコンサルタントの仕事が気に入っているからということがその理由だが、正直なところ事業会社はほとんど魅力を感じないのだよなあ。昔、新卒時に就職した日系大手企業以上に素晴らしい企業はないと感じていたのがウソのようだ。その中で、事業会社ではないけれどバイアウトファンドなどのPEは唯一興味がある。まあ、PEはコンサルを卒業する時のネクストステップかもしれないけれど
ということで、取らぬ狸の皮算用は楽しいが、午後から夕方はまたTOEFLとデートです